ちょっと足りなかった

●横浜8-10中日。先発今永は、初回に2本の
 2ベースを打たれて1点を先制されるも
 打線は2回に桑原の2点タイムリーで逆転し、
 さらに筒香の3ランで、この回5得点。
 筒香「クワが必死になってつないでくれた
 ので、自分も続く気持ちで打席に向かった」
 しかし、今永は直後に3連打と犠飛で2失点。
 その後もピンチの連続で、結局5回を8安打
 2四球の3失点で降板。
 ラミレス監督「コントロールの面とかで
 ベストな状態ではなかったかな。
 勝ち投手の権利があったけど、勝てなくて
 残念」
 6回に武藤がタイムリーを打たれ1失点。
 代わった藤岡も押出四球後、満塁弾を浴び
 7回には飯塚も連打され1失点。
 8回は齋藤が三者凡退。
 9回は国吉が先頭に2ベースを打たれるも
 無失点。
 打線は3回から8回まで4安打無得点。
 9回に筒香の2ランとソトのソロで3点を
 返すも、そこまで。
 筒香「2本とも感覚的にはいいホームラン
 でした」「試合に勝たないと意味がない。
 それが全て」
 ラミレス監督「残念ながらリードをキープ
 できなかった」「最後、決して諦めること
 なく頑張りましたけれども、ちょっと足り
 なかった」
 「明日からもまた大事な3連戦になると思うが、
 今のところこの9連戦を3勝3敗できているので、
 1日1日をしっかりプレーして、特に明日の
 試合が重要になってくるので、しっかり準備
 したいと思う」
○8/12の予告先発は、東。
 東「チームが優勝争いをしている中で投げ
 られるのは光栄なこと。前回1軍にいた時
 より直球の力は戻ってきている」

初スタメンで2発

○横浜5-4中日。先発石田は、初回と4回に
 ソロを打たれ、5回には、相手投手含めて
 3連打されて1点を失う。
 打線は5回に安打と2つのエラーで1点を
 返す。
 石田は、5回2/3を8安打無四球の3失点で
 降板。6回は藤岡が打者1人をおさえ無失点。
 その裏に伊藤裕季也のソロで1点差。
 伊藤「打ったのはストレートだと思います。
 詰まっていたので、スタンドに入るとは
 思いませんでした。1、2打席共に凡退して
 いたので、なんとか塁に出ようと思って
 打席に向かいました。プロ初本塁打となり、
 素直にうれしいです」
 しかし、直後の7回に齋藤がタイムリーを
 打たれて再び2点差となり、いやな雰囲気
 が漂う。
 8回は三嶋が三者凡退。
 これで流れが変わった。
 その裏、伊藤裕季也が2打席連続本塁打
 2ランで同点。
 伊藤「手応えもよかったです。力のある
 ストレートに負けないように、しっかりと
 打ち返そうと思って打席に向かいました。
 同点に追いつくことができて嬉しいです」
 9回は山崎康晃が1安打無失点。
 その裏、大和の2ベース、桑原の犠打を
 捕球した相手投手が転倒して投げられず、
 筒香が申告敬遠でノーアウト満塁。
 ソトは倒れるも、乙坂の犠飛でサヨナラ勝ち。
 乙坂「何とか自分で決めると、強い気持ち
 だった」
 伊藤裕季也が2本塁打3打点。
 ラミレス監督「我々の期待以上の活躍をして
 くれた。昨日 ホームランを打つよ と言った
 けど、本当に打った。正直に驚いている」
 ロペス、大和がマルチ。
 ソト、細川が無安打。
○平良と関根が抹消、桑原が登録。
○8/11の予告先発は、今永。

3塁筒香3安打2本塁打7打点

○横浜10-6中日。先発平良は、初回に2ラン
 を含む4安打され2点を先制される。
 その裏に5年ぶり3塁で出場の筒香がソロで
 1点を返すも、2回にも連打でピンチを作り、
 3回には、安打と中井のエラーに近い内野安打
 でピンチを作り、バントを自身のエラーで1点
 を失うなど、不安定な立ち上がり。
 一方打線は、2,3回とも三者凡退と、序盤は
 大敗の雰囲気が漂う展開。
 平良は、4回は立ち直り、三者凡退2三振。
 するとその裏に併殺間にランナーが返り
 1点差。
 平良は、5回も三者凡退におさえ、結局5回
 を8安打1四球ながら3失点で代打を送られて
 交代。
 平良「序盤は初球からヒットを打たれ自分の
 リズムを作れませんでしたが、4回以降は
 自分の感覚で投球することができました。
 次回登板は入りから100%でいけるように
 したいです」
 ここから流れは変わる。
 その裏、1安打2四死球で満塁のチャンスを
 作り、神里の内野安打で同点とし、筒香
 の満塁弾で一気に逆転。
 筒香「つないで作ってくれたチャンスだった
 ので、必ず自分のバットですんだと強い気持
 ちで打席に向かいました。勝ち越すことができ
 うれしいです」
 6回は武藤が無安打1四球の無失点。
 その裏、筒香の2点タイムリーで追加点。
 7回はエスコバーが1安打1四球の無失点。
 その裏2,3塁のチャンスから、相手暴投で
 1点を追加。
 8回は国吉が1安打1四球の1失点。
 9回は飯塚が死球のランナーを置いて2ラン
 を浴びるも、大量点に守られ勝利。
 筒香が3安打2本塁打7打点。
 ソト、ロペスが猛打賞。
 途中出場の伊藤裕季也がマルチ。
 伊藤「マツダはアウェー感がすごかった
 けど、きょうは全方向から声援が聞こえて
 楽しかった」
 ラミレス監督「明日はスタメンで使う」
 伊藤「できることしかできないので、
 やれることを必死にやりたい」
 中井が無安打。
○宮崎が左有鉤骨摘出術を行い、無事に終了。
○8/10の予告先発は、石田。

わずか2安打では...

●横浜1-4広島。先発京山は、4回に1,3塁の
 ピンチを作り、ダブルスチールで1点を
 失い、5回の打席で代打を送られて交代。
 結局4回を1安打ながら5四球で1失点。
 京山「4回は投げ急いでしまい、上体が少し
 前に流れてしまいましたが、何とか最少失点
 に抑えることができました」
 5回に桜井が安打と四球後3ランを打たれ、
 さらに1,2塁のピンチを作り交代。
 代わった齋藤は、この回無失点におさえ、
 続投の6回に1アウト2,3塁のピンチを
 作るも無失点。
 7回は武藤、8回は藤岡が三者凡退。
 打線は8回までロペスの安打、ソトの四球
 のみと見せ場なく、9回に大和の2ベース
 と2本の内野ゴロで1点を返し、完封を
 まぬがれるのが精いっぱい。
 勝てる気はしてなかったが、わずか2安打
 では...。
 ラミレス監督「(相手先発投手に)今季ベスト
 と言っていいくらい良いピッチングだった」
 プロ初打席を左飛の伊藤裕季也「いつも
 通り緊張することなく、力みすぎずに打席
 に入れました。チャンスの場面での代打
 だったので、ファーストストライクから
 自分のスイングをしようと決めていました」
筒香が再び2番へ。ラミレス監督「筒香
 2番に入れば、相手に与える恐怖が大きいし、
 実際に2番で成績も残している。彼がウチの
 チームの4番打者であることに変わりないし、
 いずれは戻すつもりだが、チームが勝つため
 の最善の策として、今日は筒香2番でいく」
○笠井と宮崎が抹消、京山と伊藤裕季也が登録。
 ラミレス監督「宮崎は今日、横浜に戻って
 チームドクターの診断を受けている。
 詳しいことは、あとで球団から正式な発表
 することになるが、プレーに支障がある
 ようなので抹消した」
 その後、病院で診察を受けた結果、左有鉤骨
 骨折と診断。
 ラミレス監督「残念ながら、そういうこと。
 どれくらいかかるか分からない」
 たぶん今季中の復帰は無いと思われる。
○8/9の予告先発は、平良。

月間MVP山崎康晃&ロペスW受賞+非常に大きい勝利

○横浜4-0広島。打線は3回にソトの2ランで
 先制、5回には、3連打でノーアウト満塁
 のチャンスを作り、ロペスの犠飛で1点を
 追加するも、その1点のみ。
 先発浜口は、6回を散発4安打1四球の無失点。
 ラミレス監督「チェンジアップと速球の
 見事なコンビネーションで、非常にいい
 ピッチングをしてくれた」
 7回は三嶋が三者凡退。
 打線は、8回にエラーで出たランナーが
 エラーで帰り、無安打で1点をもらう。
 その裏は、エスコバーが2四球を出すも
 無失点。
 9回は山﨑康晃が三者凡退におさえ、完封
 リレーで勝利。
 いやー良かった。3タテされちゃうんじゃ
 ないかとドキドキしてた。
 ラミレス監督「浜口はベリーベリーグッド。
 嶺井とのコンビネーションもよかった。
 チーム一体となっての勝利。非常に大きい
 勝利。仮に明日負けたとしても2位。
 勝てば1位の可能性もある。今日勝った
 ことは非常に大きい」
●宮崎が6回の打席で左手を痛め、打席途中で
 交代。
 ラミレス監督「昨日も気にしていたので、
 もしかしたら何日か前から痛めていたかも」
 「明日になってみないと分からない」
 大事な時期が続くけど、しっかり治して
 戻れるなら早めに戻ってほしい。
●パットンが右手小指の整復手術のため、
 米国に帰国。
 来週中に再来日する予定で、その後、球団
 からの処分が決まる。
○7月度 月間MVPに山崎康晃とロペスが選出。
 ベイスターズで投打W受賞は1999年6月の
 川村とローズ以来20年ぶり。
○8/8の予告先発は、京山。

先発リリーフ次々失点 中軸が無安打

●横浜4-8広島。打線は2回に石川の安打で
 レフトが後逸する間の2人が帰り、さらに
 上茶谷のタイムリーで3点を先制。
 しかし、先発上茶谷は、2回に1点、3回に
 1点、4回に2ランで逆転され、5回に1点を
 失い、結局4回1/3を9安打3四球の5失点
 で降板。
 上茶谷「調子は良かった。でも、ピンチの
 場面で逆球やコースが甘くなってしまい、
 粘ることができませんでした。9連戦の頭を
 任されたにもかかわらず、短いイニングで
 降板することになり中継ぎの方、先制して
 もらった野手にに申し訳ないです」
 ラミレス監督「数字を見れば、6失点だが、
 そこまで悪くはないと思う」
 代わった笠井もタイムリーを打たれ1失点。
 6回に齋藤も1安打1四球の1失点。
 7回に藤岡は1,3塁のピンチを作るも無失点。
 8回は櫻井が1安打3四球で押出1失点。
 打線は3回以降8回まで散発2安打無得点と
 元気なく、9回に3安打して1点を返すも
 そこまで。
 ロペスと大和がマルチ。
 神里、宮崎、ソト、筒香が無安打。
 3連戦、1つは勝ってほしいんだけどな。
 でも上位打線沈黙、先発リリーフ次々
 失点という、何か、連敗が始まっちゃった
 かなって感じさせる試合内容だった。
●パットンが病院で検査し、右手の第5中手
 手根関節脱臼骨折と診断。
 チーム関係者「シーズン中の復帰は厳しいかも。
 クライマックスシリーズに間に合うかどうか」
○8/7の予告先発は、浜口。

粘り強く試合を作りたい

○ラミレス監督「首位相手に3連勝は素直に
 嬉しいが、まだ2位。次の広島との3連戦も
 簡単なシリーズにはならないと思う。
 これからも1日1日、集中力を持ってプレー
 していきたい」
○8/6の予告先発は、上茶谷。
 上茶谷「勝てば、もしかしたら首位浮上も
 かかっている。ここ最近は、先発が試合を
 作れている。ピンチでも粘り強く試合を作り
 たい」「先発が試合をつくって連勝している
 ので、その流れを切らさないようにしたい」
 「昨日の広島の試合も見た。DeNA同様に
 ずっと勝っている。誰と言うよりは、
 全員が怖いバッター。気が抜けない」
 「粘り強く投げればチームの雰囲気も良く
 なる」
 新たな秘密兵器として三浦投手コーチから
 伝授された超スローカーブを取得。
 三浦投手コーチ「ええやん」
 8/7は浜口、8/8は京山が先発予定。
 京山「直球に強さが出てきたと思う。
 状態はいいのでしっかり自分の投球を
 していきたい」