奇策が裏目となる

●横浜4-7広島。先発国吉は、初回に4連打を
 含む5安打2押出四球の4失点で、いきなり
 試合を壊すと、2回に登板の砂田も3安打
 1四球の2失点。
 国吉「切り替えて、次、どうやったら抑え
 られるかを考えるしかない。いつもと同じ
 感じで試合に入りました」「しっかり打た
 れたのもありましたけど、不運な当たりも
 ありました。球自体はいうほど悪くなかっ
 たと思います」「チームが連敗している
 状況で、初回からいい流れをつくることを
 期待されていたのに、その期待に応えられず
 申し訳ないです」
 ラミレス監督「国吉が初球から155km/hくら
 い出して、相手に、これは打てないなと思
 わせて欲しかったが148km/hで、そこから
 球速も上がらなかった。もう少しやって
 くれると思ったが結果だけ見ると我々が
 期待した国吉の投球ではなかった」
 3番手京山は4回を1安打3四球の無失点と
 好投。
 ラミレス監督「直球も変化球もよかった。
 もしかしたらこういう使い方が合っている
 のかもしれない。色々ポジティブにとら
 えている」
 こうなると、オープナーという奇策が完全
 に裏目となる結果。
 ラミレス監督、オープナー方式について
 「これからもやっていこうと思っている。
 メリットはある。京山が先発して、もし
 初回にこの日の国吉のように失点して
 しまい代えるなら、最後は勝ちパターン
 の投手までつぎ込まなくてはいけない。
 かなり長いイニングを投げられるし、
 勝ちパターンを使わないで済む。負けても
 メリットはある」
 7,8回はエスコバーが1安打1四球ながら
 ソロを打たれて1失点。
 打線は、この日も振るわず、3回のロペス
 のタイムリーによる1点で終盤へ。
 大差がついた8回以降に登板した中継ぎから
 ロペスのソロとソトの2ランで3得点した
 ものの、大量点差に追いつくことはできず
 3タテされ5連敗。
 ソトとロペス、宮崎がマルチ。
 神里、筒香伊藤光、楠本が無安打。