プロ初安打がサヨナラ打

○横浜8-7西武。先発モスコーソは初回に四球の後に2ランを
 浴びて、1安打で2失点。
 打線は4回にグリエルのソロで1点を返すと6回に後藤のソロ、
 多村の2ラン、黒羽のタイムリーで一挙4点を取って逆転。
 モスコーソは6回途中2失点で交代とまずまず。
 「今日は良いピッチングができましたし、結果にも満足
 しています。初回は真ん中にボールが集まってしまい
 ましたが、2回以降はそれも修正できました」
 しかし8回に代わったソーサが3ランを浴びて同点。
 その裏に代打梶谷のタイムリーで勝ち越すも、9回に三上が
 同点とされ、延長10回には加賀が勝ち越しソロを浴びてしまう。
 しかし、その裏、白崎が2ベースで出塁し、金城が敬遠で
 2アウト1,2塁から嶺井がプロ初安打初打点となるフェンス直撃の
 2点タイムリーでサヨナラ勝ち。
 「どこに飛んだかわからなかったので必死に走りました。
 途中から試合に出て、失点を重ねてしまったので、
 何とか次につなごうと思っていました」
 中畑監督「真っすぐを狙っていけと言った。変化球を追いかけず、
 落ち着いて見極めて打ってくれた。熱い抱擁を交わしたよ」
 「最後の1球までみんな諦めないで、気持ちで。これは最高の
 野球だね。たまりませんね、泣きたいくらい、ばんじゃーい」
 「倒れそう。こんなに興奮したのは久しぶり。」
 「三上に関しては高い授業料だけど、いい経験になったはず。
 勝ちゲームで終わったのが救い。嶺井は変化球をよく
 見極めて直球を打った。逆転のランナーが出たからね。
 嶺井はノーマークだったのだろうし、勝利の女神がほほえん
 でくれた。黒羽根もおちおちしていられないね」
○元米大統領ルーズベルトが「野球で一番面白いのは8-7だ」と
 言ったことに由来すして、8-7の試合をルーズベルト・ゲーム
 と言うそうだ。
○12球団最遅ながら交流戦通算100勝を達成。
○中畑監督、ソーサについて「早いイニングで使うことになる。
 夏場に必要になってくる選手。今は直球とスライダーだけで
 狙い打ちされている。もう1球種、精度を上げてほしい」
○球場での観戦試合8連勝。これはきてるかも。
○中畑監督「筒香は10日間で戻ってこれそう。そこを目指します」
○6/22の予告先発は国吉。