せこいぜ炸裂

△横浜7-7巨人。先発小杉は序盤から打ち込まれ、4回を6安打3四球の
 6失点でノックアウト。
 失策が続いて6点差に広げられた4回2死2塁、友利コーチがマウンドに
 向かうと小杉の胸を左手で思い切りド突く。小杉「気合を入れろ、
 と言われました。そんなんで気合が入るようじゃ、本当は駄目ですけど」
 これでチーム全体に気合が入ったのか、打線は5回に1点、6回に2点
 取って3点差に。
 しかし6回裏に小林太志がソロを打たれて4点差に広げられてしまう。
 通常は、これで流れが決まってしまうが、ここからが驚異の粘り
 を見せ、8回に1点、9回に3点取って同点に持ち込む。
 ま〜、相手のミスにもだいぶ助けられたが。。
 9回は加賀が登板し、時間切れまで残り5分の段階で2アウト1塁。
 ここで「せこいぜ」が炸裂。明らかな時間かせぎの
 ボール球や牽制で時間切れの3時間半に持ち込んだが、結局四球
 となり1,2塁とすると、山口を投入しカウント2-2から三振と思いきや
 審判が集まりファールの判定、次のハーフスイングも振ってない
 との判定、次のファールフライは僅かにスタンドインで取れず、
 どきどきの中、最後は何とか三振で引き分け。
 中畑監督「全員でつないでつないでの同点劇。いやー、すげぇチーム。
 最高。やったぜ。諦めないことが大事だとあらためて教えてくれた。
 これがうちのモットー。最高の形」
 「やったぞ、やったぜ!何だ、これはミラクルだよ。血管3本切れたもん。
 最高!本当にうれしい。これ、3勝分いくんじゃないか。
 きょうの勝利は大きい。あっ、勝利じゃないか、へへっ」
 9回の時間稼ぎについて「すみません、中途半端なけん制させて。
 うちは出がらしだったから」
 9回表の攻撃で野手全員使い切っちゃったからな。
○梶谷が登録。
○試合前の練習で、なぜか友利コーチが筒香を走って追いかけ回す。