不可能とは言わないが

○エレラが入団会見「このチームでプレーできることを
 光栄に思います。すてきな街にあるチームという印象
 ですし、自分の力を出せるよう、一生懸命、努力を
 続けていきます」
○視察に来ている松井秀喜氏がフリー打撃を行い
 計28スイングで柵越え1本で終了。
 高橋尚成が打撃投手を務めた。
 松井「球がしょぼすぎて打ちづらかったけど、
 楽しかった。温かく迎えてくれて、全てがやりやす
 かった。ベイスターズの皆さんのおかげだと思っている」
 中畑監督「形が崩れない、芯がしっかりとしたぶれない
 スイングを見せてくれた。言葉で聞くより、目で確認
 しながら技術を盗んでくれれば。フリー打撃を打って
 くれて、ちょっと感謝しています」
●白崎が練習中に左ふくらはぎ肉離れ。2/8飛雄馬
 入れ替わりで1軍に合流。
○嶺井が声出しで「1年目は全く結果を出せませんでした。
 2年目は声でなく、プレーでアピールします」
 田中英祐投手は「新人の田中英祐です。ポジションは
 ピッチャーです。出身は兵庫県高砂市。今年の目標
 はけがをすることなく、1軍で1試合でも多く投げる
 ことです。よろしくお願いします。」
東野峻、近年の不振について「有頂天になっていたと
 思いますね。2012年は、何で自分がこんな目に遭わな
 きゃいけないんだ、って自分の境遇をうらむばかりでした。
 その年のオフは大好きな酒を断って、1日も休まず
 練習をしたんです。オープン戦では15イニング連続無失点
 と成績を残せた。開幕直前、原監督に呼ばれた時、
 先発4番手くらいには指名されるだろうと思っていたら、
 二軍スタートを通告されて、そこで気持ちが切れて
 しまいました」
 「気持ちの整理ができなくて、やる気もなくなって。
 21歳の時から一軍で何万人というファンの前で投げて
 いたのに、いきなり明るい時間に投げるようになって。
 二軍では抑えて当たり前だと思っていたのに、投げ方は
 狂うわ、打たれるわで自信もなくなった。
 負のスパイラルですよね」
 「甘い蜜を吸いすぎていたんだと思います。
 結局オリックスに行っても2年間で1勝しかできなかった。
 プライドばかりが先走ってました。オレは巨人にビリ
 から入って競争に勝って、開幕投手もやったんだぞっ
 ていう」
 「クビになってすごく焦りました。自分なら、どこかの
 球団が声をかけてくれるんじゃないかという甘い考え
 もあったんですけど、待てど暮らせど連絡が来ない。
 あれって感じですよ。自分の評価、立ち位置を痛感
 しました。今まで何をカッコつけてたんだろうと。
 トライアウトでマウンドに上がる直前、これが最後に
 なるかもしれない、って思った時はやっぱり自分は
 野球がやりたいんだって強く思いました」
●グリエル、日本プロ野球キューバの国内リーグの
 両立について「本当に難しい。世界中が日本はタフな
 リーグで練習量も多いということを知っている。
 我々は適応しなければいけない。我々はオフの少ない
 リーグに行って、そこからキューバリーグに参戦する。
 キューバリーグが終わるとまた日本に戻る。
 不可能とは言わないが、難しい」