グリエル来日白紙

○開幕一軍メンバーが発表。
 投手:小林寛、加賀、山崎康晃、林、久保、
 田中健二朗、エレラ、国吉
 捕手:黒羽根、高城、・岡
 内野:山崎憲晴、ロペス、倉本、石川、山下、
 飛雄馬バルディリス後藤武敏
 外野:梶谷、筒香、井手、桑原、松本、関根
 新人3選手が開幕1軍入り。
 中畑監督「1年目だろうと、2年目だろうと関係ない。
 戦力として判断している」
 山崎康「やってやるぞという思いです。しっかり
 仕事を果たせるようにしたい」
●照明灯をLEDに切り替えた横浜スタジアムで初の
 ナイター練習。
 照度は前年までとほぼ変わらないが、シートノック
 では選手が「まぶしい」と漏らしていた。
 筒香「思った以上に明るかった。守備でも打席でも
 慣れないといけない」
●高田GMはグリエルが3/26に来日しないと発表。
 キューバ国内リーグで右太もも裏を負傷したためで、
 その口調には怒りが込められていた。
 来日してからのリハビリを勧めたが
 「3/26に着く予定でしたが、結論は来ません。
 右のハムストリングの状態が悪い。
 それが完治してから来るということ」
 と現地での治療を望んでおり「メドも立っていない」
 「最後の3試合は2試合に代打で出ていただけ。
 痛めているのは確かだが、診断書も出ない。
 来て見せてくれと言っているんだが、本人も政府も
 完治しないと来日できないの一点張りで
 話しにならない。いつになるか分からない。
 抗議?どこにすればいいんだよ」
 国内リーグの終盤も代打で出場しており、右太腿裏を
 痛めているのは事実とみられる。
 池田純球団社長「正確なけがの状態も分からない。
 契約を守っていないし、チーム構成にもかかわる」
 また、同時に来日する予定だった実弟のルルデス・
 グリエルJrも左手首の故障を理由に来日を拒否して
 いるという。
 来日時期は「兄と同じだと言っている」
 来日に必要なビザ申請書類を在キューバ日本大使館
 そろえていたが、兄弟ともに未訪問。
 そもそも3/26に来日する気があったのかどうか。
 関係者によると現在、来日のための航空券は
 4月中旬まで空きがないという。
 高田GMから「グリエルを当てにせず戦ってくれ」
 と言われた中畑監督「状態が良くないなら、
 いてもらっても困る。割り切った方がいい。
 穴はないし、マンホールのふたは閉まってるよ」
 「当初から合流は遅れる予定だったので、
 2月のキャンプからグリエルがいなくても大丈夫
 であるように準備してきた。テンションが下がったり
 するようなことはおれの中にはない」
キューバ2次リーグで代打出場ということだったので
 何か問題があると思っていたが、その通りだった。
 ケガがあって来日して、結果が出ないなら、むしろ
 いない方が良いというのは、中畑監督の言うとおり。
 他球団の戦力にならなかっただけでも悪くない。
NPBは2015年プロ野球シーズンのスローガンが
 「この1球に未来を懸けて」に決まったと発表した。
 熊崎勝彦コミッショナー「若年層に対する人気回復、
 さらなる女性ファンの拡大、五輪の競技復活など
 野球振興への強い思いを込めた」