マウンドに送れない

○韓国LGとの練習試合。
 ロペス内野手が、左翼席へ特大弾。
 中畑監督「あだ名はアッチャマンでどうだ。今日も
 格好良かったから、あいつにサインをくれって
 お願いしといた」
 桑原が左越え3ラン。「会心の当たり。ド真芯でした」
 直前のエンドランをファウルしたことに
 「一発で決めないといけなかった」
 「レギュラー争いを意識しないと言ったらウソになる。
 やるべきことをやるだけです」
 モスコーソが3回を2安打1失点。
 「ストレートが走っていたし、変化球も試せた。
 今年は環境に慣れる必要がない分、うまくいっている」
 中畑監督「ブルペンと実戦で誤差がない。カッコイイ
 よね。安心させてくれたんじゃない」
 ドラフト1位の山崎康晃投手が3番手として登板。
 5イニングを投げる予定だったが、1イニングで降雨
 のため試合は終了。
 無安打無失点だったが課題の制球難が解消されな
 かった。
 「よくなかったのは事実。チャンスがあれば、
 そこでもう一回自分のピッチングをしたい。
 いいときと悪いときの差が激しい。そこを埋めたい」
 「自分が監督だったらマウンドに送れない。
 思い切りが足りない」
 川村投手コーチ「フォームうんぬんではなく、
 弱気になっているんじゃないか、君の売りは
 直球じゃないのか」
 中畑監督「ボールが浮いていた。悪いなりに、
 微調整できないといけない。能力はある。
 ミスをしてもいいから、積極的にいってほしいね」
 また新布陣をテストし、ドラフト3位倉本と5位山下幸
 で二遊間を組み、左翼に石川、中堅に梶谷、右翼に
 筒香が回った。
 中畑監督「各選手の調子もある。雰囲気を変える
 時もある。準備して先にやっておくのもいい。
 いいテストができた」
 試合は7-1で5回降雨コールド勝ち。
プロ野球の試合時間短縮などを話し合うゲーム
 オペレーション委員会の初会合が開かれ、
 セ・パ各球団の代表者、日本プロ野球選手会
 NPB審判部の担当者らが出席。時間短縮、野球振興や
 球界発展の方策などを協議。
 熊崎コミッショナー「新しい試みなので実のある
 議論と結論を出したい」
 今後も作業部会を定期的に開いて、7月の監督会議で
 具体案を作成し、来季からの導入を目指す。