率先して良い空気で練習

○ラミレス監督、秋季キャンプのキャプテン
 に桑原を指名。
 ラミレス監督「キャンプのメンバーでは
 ベテランの部類に入る。責任感を持って
 やってほしい」
 桑原「若い選手も多いのでお手本になりたい。
 率先して良い空気で練習できる環境を
 つくりたいという自覚が強くなった」
●浜口「本当、今シーズンはチームに迷惑を
 かけてしまい申し訳ない気持ちです。
 ただ、自分の中では昨年と比べてピッチング
 自体そんなに大きく変わったという思いは
 ないんです」「前半戦は粘るところで粘れ
 ない、先頭打者をアウトにしてリズム良く
 投げることができず、なかなか噛み合いま
 せんでした。相手から研究されていた?
 いや、それはあまり感じませんでしたね。
 あくまでも自分の問題。微細な加減という
 のか、そういった部分が試合中に修正でき
 ませんでした」「苦しい気持ちや上手くい
 かない状況をチームに持ち込むべきでは
 ないのかなって。昨年も苦しい状態になる
 とうつむき加減になっていたんですけど、
 チームとして戦っている以上、そういう
 選手が身近にいてはチームのプラスになる
 ことはない。だから暗いことはあまり言い
 ませんでした」「ただ、上手くいかない
 ことばかりじゃなかったんですよ。
 苦しかったかもしれないけど、すごく濃い
 シーズンだったんです。経験として、今後
 のことを考えれば大切なことを知ったし、
 勉強になることも多かった。なによりも
 自分がどんなピッチャーなのか、より理解
 できたのが収穫でしたね。果たして何が
 強みなのか。自分の取り組むことは何な
 のか。調整方法や修正力。この経験を無駄
 にしたくない」「腕を振るなどベースの
 部分は昨年から今年の前半まで組んできた
 郄城さんと同じなのですが、そこにプラス
 して緩急の割合などファールを打たせる
 配球が光さんの場合は多いんです。
 空振りだけがストライクを取る手段では
 ないと改めて学びましたし、変化球を
 インコースに投げるなど厳しくない
 ゾーンでもカウントを有利にするために
 リードしてもらえたのは心強かったです」