再々検討へ

高木義明文科相は「電力状況が厳しく、不測の停電が起きかねない。
 ナイターは国民の理解を得られていないと思う。改めてナイターは
 デーゲームにしてほしい」
 加藤良三コミッショナーは、近日中に臨時オーナー会議を開いて対応を協議する
 蓮舫節電啓発担当相も同席し「ドームでの試合などについて慎重に
 検討してほしい」と求めた。
 3/29開幕案は文科省で「差し戻し」に。
 各省庁からの要請要旨は
  「月中は東京・東北電力管内でのナイターを控える」
  「開幕日や代替球場の確保などセ・パの枠組みを超えた対応」
  「選手会との十分な協議」
 パの回答については今の時点で特に指摘なく理解が得られた模様。
 セは空気すら読めなくなったのだろうか。
 笹川取締役「閣議で出た以上、すべて再検討になるだろう。
 電力の問題は夏場まで続くだろうし、夏にダブルヘッダーも難しい。
 試合数も減らすことになるかも分からない。
 今日、明日で球団の方向性を出す」
 阪神は「政府の意向として受け止めて考えないといけない。
 情勢はかなり深刻。全体的な状況も踏まえて12球団で協議したい」
 中日は「文科省には従わざるを得ない。東京ドームではデーゲームも
 難しいということにもなってくる。代替地も含めて難しい問題だが、
 検討する必要がある」首都圏以外での試合開催も提案する模様。
 広島「具体的なことを聞いていないのでコメントできない。
 パリーグは何の根拠で4/12なのか、聞いてみないとわからない」
 選手会は「必ず変わると信じてます。これで変わらなければ、
 この先プロ野球はどうなっていくんだろうと。このままじゃ、
 プロ野球がダメになる。祈るように、英断を待ちたいと思っています」
 理事長は「十分に協議し、監督官庁の要望に最終的に全面的に
 従っていく」
 対応が後手々。最初からパ以上の対応策を出しておけばよかったものを。
 そうしていれば結果は同じでもファンや国民の好感度が上がったのに。
 これ以上中途半端な案を出さないように望む。
○ハーパー、スレッジ、ブランドンの3人が再来日。
 ミルトンは3/23に来日予定。リーチは母校のデルタ州立大で調整し、
 開幕に間に合うように来日するとのこと。
東京電力は、津波福島県茨城県の大規模火力発電所
 現時点で復旧の見通しが立たないほど壊れていることが分かるり、
 計画停電を需要の多い夏場や翌冬も続けなければならないとの
 見通しを発表。