後味が悪い

○横浜8-6阪神。先発須田は初回に連続タイムリ
 と犠飛でいきなり3点を先制されてしまう。
 その裏、筒香の内野ゴロ間に1点を返すも、
 この走塁で足を痛めて筒香は交代。
 須田は、2回にはヒットと四球でピンチを作るも
 無失点にしのぐと、3回以降は6回まで三者凡退に
 おさえる。
 打線は2回は1アウト満塁のチャンスも併殺で
 無得点。
 3回は筒香に代わって入った下園のタイムリ
 2ベースで1点を返し、井手と嶺井の連続タイムリ
 と相手投手の暴投で一挙4点をあげて逆転。
 5回には石川のタイムリーと犠打野選で2点を追加。
 須田は7回に2ランを浴びて2点差とされ交代。
 8回に井手のタイムリーで1点を追加。
 9回、山崎が初球を頭部死球で危険球退場。
 すると、阪神 和田監督が駆け寄り、嶺井に
 「何回やっとんだ」と怒鳴りつけ、両軍入り乱れ
 ての乱闘騒ぎに発展。
 山崎康「力んでしまいました。上本さんには本当に
 申し訳ないことをしてしまった」
 代わって登板の田中健二朗は1アウトを取るも
 2四球で満塁として降板。
 さらに国吉が押し出し四球で1点を返されるが
 白崎の好捕と三振で、何とか勝利。
 梶谷と井出が猛打賞。石川と嶺井がマルチ。
 中畑監督「勝ったけど後味が悪い勝ち方。
 危険球はいけない。生命に関わる危ないボール。
 あのボールはプロとして投げてはいけない。
 すまないことをしてしまった。本当に申し訳ない
 気持ちでいっぱいです。」
 「乱闘のつもりはなかった。すまないと言った
 つもりだったが、ついつい熱くなってしまった」
 試合後は川村コーチ、中畑監督、山崎が相次いで
 相手ベンチに赴き謝罪した。
○5月の月間MVP候補に投手部門で久保、三嶋、山崎、
 打者部門で筒香、ロペスが選出。
●右太もも裏を痛め負傷交代の筒香、試合中に
 駐車場に姿を見せると「大丈夫です」と言い、
 自分で歩いてタクシーに乗り込み、球場を
 後にした。
 中畑監督「あしたになってみないと。打席に
 立てるなら継続して代打でもやれる形になった
 らいい」「本人は、いけそうだと言っているが
 筋肉のことだから」
 アイシングや電気治療を受けた筒香「病院に
 行ってみないと分からない。(試合に)いける
 ならいきたいけど、感触的に分からない」
 「痛みは薬を飲んでいるのでない」
 5/25に横浜市内の病院で精密検査を受ける予定。
○東野と梶谷が登録。安部建輝と関根が抹消。
○山崎憲晴と桑原が合流予定。