すごい集中力

○横浜10-3巨人。プロ初先発の石田は初回に
 タイムリーを浴びて先制を許し、3回には
 タイムリーと桑原の落球で2点を失う。
 石田「最初は緊張でうまく腕が振れずに
 いましたが、その後は開き直って投げられ
 ました。悔しい初戦になりましたが、
 次につながる勉強のマウンドになりました」
 中畑監督「球の切れと空振りを取れる
 決め球をマスターしないと厳しい」
 打線は4回に1,2塁から嶺井の安打を相手が
 逸らす間に2者が帰り、さらに石田の代打
 柳田のタイムリー2ベースで同点。
 嶺井「チャンスの場面だったので、とにかく
 点につなげようと必死でした」
 5回には、筒香、ロペスの連続ホームランで
 3点、さらに柳田の2点タイムリー、梶谷の
 2ランで一挙7点を取り、逆転した上に大量
 リードを奪う。
 5回以降は萬谷、平田が2イニング、福地、
 林がそれぞれ無失点で勝利。
 筒香「全員が勝ちたいと思った結果です。
 チームは練習の段階からすごくいい雰囲気。
 明日も勝って気持ち良く前半戦を折り返したい」
 中畑監督「すごい集中力でしたね。久しぶりの
 ビッグイニング。同点に追いついてすぐに
 突き放すというね、柳田、筒香だけじゃない。
 みんながつないでくれた。
 久しぶりに気持ちがいいゲームをつくってくれた。
 追いつけたことも大きいし、すぐに勝ち越して
 突き放せたこともすごい」
 「ちょっとビッグイニングという言葉じゃ
 すまされない。杉内という、こんなにいい投手
 からだからね。すごい集中力で全員野球の
 象徴的なイニングだった」
 「昨日、今日と打線の動きがスムーズに結果を
 出してくれている。野球っていうのは、やっぱり
 点が入れば乗っていくよね」
 「明日はすごい大きな壁だと思う。今のチーム
 状況の中で思い切って向かっていきたい」
 筒香の勝ち越し弾について「かっこよかったね〜、
 バックスクリーンに運んで、かっこよく決めて
 くれました」
○実数発表となった2005年以降、史上最速と
 なる観客動員100万人を42試合目で達成。
○石田健大が登録。
○7/15の予告先発は砂田。