敗戦投手一転10分後に勝ち投手

○横浜4-3中日。初回にロペスのソロで先制。
 しかし、その後、毎回のようにチャンス
 を作りながら得点できずにいると、
 3回まで無安打無四球投球の先発ウィー
 ランドが4回に4連打を含む5安打され
 3失点。
 打線は、その後もランナーを出しながら
 得点できず、ウィーランドは6回を5安打
 2四球の3失点で交代。
 直後の7回、やっと倉本の2ランで同点とし
 さらに筒香のタイムリーで勝ち越す。
 ウィーランド「7回はエキサイティング
 だった。敗戦投手になると思っていた
 けど、10分後には勝ち投手になっていた」
 倉本「何とか入ってくれと思ってました」
 ラミレス監督「いい仕事をしてくれた」
 「このまま9番で使っていこうと思います」
 筒香「ウィーランドにどうしても勝ちを
 つけたかった。勝つためにいつも貪欲に
 練習している姿を見ていたので」
 ラミレス監督「4番のやるべき仕事。
 4番とはこういうものだということを見せた。
 ポテンヒットだということは、明日に
 なれば誰も覚えていない」
 以降、山・康晃、砂田、三上、パットンが
 無安打無失点でつなぎ連勝。
 山崎康晃「連投だったので日に日に状態
 は違う。どの球種でストライクが取れる
 かをブルペンから考えていた」
 筒香が猛打賞、ロペス、宮・、倉本が
 マルチ。
 打率を3割に乗せたことについて筒香
 「自分の打率は関係ない。チームが勝つ
 ため」「投手との間合いのズレ、重心の
 ズレを修正し、ボールが見えてないという
 か、見え方が違うという感覚がほぼなく
 なった」本塁打が少ないことについて
 「本塁打だけを狙ってるわけじゃない。
 気にもならなかったし、言いたいように
 言ってくれればいいと思ってました」
○砂田「中継ぎになってから、先発のとき
 とは異なり、試合展開やチーム状況など
 いろいろと考えられるようになったこと
 がいい結果につながっていると思う」
 「自分が思い描いているフォームで投げ
 られていて状態はかなりいい。
 真っすぐと変化球がわからないように
 気を使って投げていますし、思ったと
 ころに投げられる。腕を振ることを
 心がけています」
 「右バッターの内側へ投げ込めるように
 なったのは自分でもいい傾向だと思う。
 昨年は外一辺倒でそこを狙われてしまっ
 た。投球の幅も広がりました」
 奪三振率がアップし「中継ぎになって
 一番変わったところはそこかもしれません。
 真っすぐで押せるようになったからこそ
 ツーストライクに追い込むことができ、
 そこから自分のボールが投げ切れている。
 これもやはり、しっかりインサイド
 ボールが押し込めているからだと思います」
 先発について「あきらめたわけではあり
 ませんが、今は先発としての実力はまだ
 ないんだと認識しています。ただ、中継ぎ
 で結果が出ているし、チームの力になれて
 いると実感しているので、今は任された
 ところで頑張りたい。とにかく結果を出す
 こと。僕としては、1軍で投げられるだけ
 でありがたいことなんですから」
○5/12の予告先発は井納。