大きいなんてもんじゃない

○今永「昨年の秋季キャンプあたりから投球
 フォームの要所で、これという感覚をつかむ
 ことができたんです。1年間投げていれば
 良い時も悪い時もある。いい感覚が消えそう
 なときに戻れる場所があれば早く修正でき
 ます。それをつくることができたのは大き
 かったです」
○田代コーチ、筒香に「チームとしては大きい
 なんてもんじゃないよ。単に戦力という
 意味だけじゃない。あいつがどれだけ周りに
 気を使ってチームに貢献していたか」
○神里が2200万増の年俸4700万円、
 砂田が1600万円減の年俸5600万円、
 桑原が1900万円減の6500万円、
 戸柱100万円減の3200万円、
 柴田が800万円増の4300万円、
 武藤が800万円増の年俸2000万円、
 でそれぞれ更改。
 神里「前半はいい感じでしたが、後半フォ
 ームを崩して打てなくなった」「まだ満足
 していない。もっともらえるように」
 砂田「昨年、一昨年の結果を求めていったが、
 守りに入って力を出し切れなかった。
 来年は自分の中でもう一度、再スタート。
 また活躍できるように頑張っていきたい」
 「ずっと柔軟性が課題だった。ヨガをやって
 いる時間は心が落ち着いて、自分を理解で
 きる時間。体の長所や短所が分かる」
 桑原「これは自分が招いた結果。レギュラー
 というポジションは完全になくなったと
 思っているので、来年はもう1度その
 ポジションを自分の力で奪い取るしかないと
 思っています。技術うんぬんじゃなく、
 僕のプレースタイルは泥くさくしかない。
 でも試合に出ないとそういう部分も出せない。
 どうしたら試合に使っていただけるかを
 しっかり考えてやっていきたい」
 戸柱「中盤から後半にかけてはスタメンで
 出ることが増えましたけど、1年間を考え
 たら前半戦は全然貢献できなかった。
 来年は必ず1年間戦力にならないといけない
 という思いは持っています。年齢も30歳に
 なりますし、若い子も増えてくる。結果が
 全てだと思うので、結果をしっかり求めて
 頑張っていきたい」「足が速くなりたいんで、
 走り方を変えようかなと思っています。
 これマジでガチです」「これまで上半身、
 下半身バラバラでプレーしていた。
 走り方だけじゃなくて投げ方、打ち方に
 もつながっていくと思う」
 柴田「メンタルな部分もありますし、
 技術的な部分もありますが、後半は自分の
 中で決断できたというか。その中で結果が
 ともなってきた。その決断が来季につな
 がるのかなと。来季につながるシーズン
 だったと思います」「レギュラーは大前提
 にしていかないといけない。二遊間で
 チャンスは絶対あるので必ず取りたい。
 打撃を向上させてレギュラーを取りたい」
 武藤「僕の場合は1年1年が勝負。去年
 よりも違う自分を見せられたのは自分でも
 評価したいなと思います」「もっとしっかり
 自覚を持って若い子たちを引っ張って
 いけたらいいなと思います」