速く動かせると

○齋藤「素直に、始まるぞ という気持ちに
 なりました」「筋力的に強くすることを
 テーマにしていましたが、強くしてきた
 ものを野球に生かせるようにしています。
 負荷を重くするのではなく、軽くして
 スピードや動き重視にして野球に繋がる
 トレーニングへ少しずつ移行しています」
 「筋肉を強く大きくしてきたものを速く
 する移行期なのですが、少しずつスピード
 に慣れてきて、シーズンが始まる頃には
 強くした体を速く動かせると思います。
 まだ、段階的には5割くらいの状態です」
○倉本「1つずつ、しっかりと積み重ねていく。
 チャンスをもらった時に、100%のものを
 出せるようにしないといけない」

Dianaも自宅待機で自主練習

DeNAの3月期連結決算で491億円の赤字。
 ゲーム事業子会社の損失計上が主因。
○石田「選手の声が1番大事だと思う。この
 自主トレ期間中、選手代表としてみんなの
 声を聞いているが、早く開幕したいという
 選手がいる一方、移動のリスクなどについ
 て不安の声を上げている選手もいる」
 「地域集中開催という形を取ってもらえ
 れば、自分で移動できるので、少しは
 リスクが減るかなと思う。一案だと思い
 ます」
 「下半身、上半身を一回りずつ大きくする
 ことを意識してトレーニングしてきました。
 筋量は少しずつ上がっている。ランニング
 をしていても、体の使い方が変わってきて
 いるのを感じています。つけてきた筋肉を
 これから動いきながら使える筋肉にして
 いきたいです」
●Dianaも4/1以降、自宅待機で自主練習
 Fuka「基本的には毎日、担当メンバーが
 その日に踊る5曲を選んでダンスの練習を
 します。気を付けるところとかをメンバー
 で共有しながら踊って、ビジュアル、
 スタイルの研究と共に体力や筋力の維持、
 ダンススキルの向上維持、体調管理を
 しています」「個人的には新聞記事や
 webサイトもみて選手についてはもちろん、
 球団の取り組みについても学んでいます」

応援のスタイルだって変えなければいけない

○木村洋太副社長「シーズンが開幕して、球場
 にお客さまがお越しなれる状態になったとして、
 どれだけの数のお客さまに入っていただく
 ことができるのか、応援のスタイルだって
 もしかしたら変えなければいけないかもしれ
 ない。これまで毎年やっていたYOKOHAMA
 STAR☆NIGHTなどのイベントは可能な範囲で
 開催したいと考えていますが、たとえば
 ブルーライトを使うような演出も、満員では
 キレイに映えても、1万人だと見え方として
 成立するのかなどわからないことばかり。
 その時その時の状況で考えていかなければ
 ならないでしょう」
○柴田「体が基本ですので、シーズンオフから
 取り組んできたことを継続して行っています」
 「普通に野球ができていたことが、当たり前
 じゃないんだなと改めて実感しました。
 たくさんの方々が協力して、良い方向に向か
 っていると思っています。しっかり開幕に
 向けて準備したいと思います」
夏の甲子園を中止する方向で最終調整。
 5/20の大会運営委員会で正式に決定する。
 大半の学校が3月から続けている活動休止に
 よるブランクが延びる一方で、7月上旬から
 本格的に開幕する地方大会までの準備期間
 が短く、準備不足によるケガの不安がある。
 感染リスクも、減らすことはできてもゼロ
 にはできないため。
 都道府県高野連に対し、可能であれば地方
 大会に代わる公式戦を無観客で開催する
 ように要望する模様。
 本大会がなくなることで代替大会を8月下旬
 まで行えるようになり、準備期間を長く
 取れることになる。

ノークレームガイドラインが必要

○神里「新しいトレーニング方法をYouTube
 探して、最近では山本義徳さんの動画を
 見つけてウェートを取り入れています。
 スクワットはスピードの強弱のつけ方を
 意識しています。体幹レーニングなど
 しっかりできています。自主トレ期間中
 の成果が出て筋量も2kg増えていました」
 「快晴だったし、すごく気持ち良かった。
 ホームランも何球か入りましたし、外で
 打つ気持ちよさをあらためて感じました」
○球界関係者「プロ野球開幕に反対するよ
 うな、いわゆる自粛警察からの反発の声
 は、あちらこちらから各球団に向けられ
 ている。おそらく開幕を決めれば、
 なぜ、こんな時にやるんだ という批判
 はどうしても出てくるだろう。ある程度
 は覚悟しなければいけないが、そういう
 風潮を極力抑えられるよう、非の打ちど
 ころのないぐらいの感染対策をガイド
 誰が見ても完璧に近いノークレーム
 ガイドラインをまとめ上げなければいけ
 ない」
 早ければ6/2から約2週間で1チーム
 12試合程度対外試合を検討中。

かつてない危機的状況

○南場オーナー「かつてない危機的な状況。
 減収のインパクトは大きい。プロ野球
 かつてない危機的とも言える状況。何試合
 できるか、やり方は決まってない。かかる
 費用も算出できていない。それは球団の
 経営だけではなく、選手やファンの方々
 への影響もある。ここを12球団オーナー
 会議では、みんなで力を合わせて乗り越え
 ていこうということで一致した。具体的に
 何ができるかは今後議論していくことで
 とどめている。何試合できるか、やり方
 は決まってない」「地域によって楽観視
 できる状況でないことで一致している。
 ただファンに野球を届けたいということで、
 緊急事態宣言が解除されたら速やかに準備
 していきたいということがある。全体とし
 てプロ野球だけが浮かれている状況には
 できないとは一致しているが、前向きに
 準備はしようということで一致している」
 「選手、スタッフら関係者の安全と健康
 を確保し、日程を含め、移動や試合中の
 リスクなどを最小限に抑えるための準備
 とガイドラインの作成をより入念に、
 迅速に行っていくということで一致いた
 しました」
○開幕は、6/19,26,7/3を軸に検討。
 CSについてはどの候補日で開催するにせよ
 厳しいという見方。
 また、広島に行ったら、必ず中日か、阪神
 と試合をしてから戻るというように、
 当初は、移動回数を極力減らす日程を
 組んでいく模様。
○佐野「6月開幕に向けモチベーションが
 上がってきました。開幕が楽しみになって
 ます」「トレーニングは上半身と下半身、
 1日置きに交互でローテーションを組み、
 バランス良くやっている。シーズンに入ると
 オフシーズンにやっていた回数や重さを
 こなすのは難しい。この期間に継続して
 できたことで、より良い身体にできる」
 「ストレート、変化球に対応するのは慣れ
 てくれば、というのはある。ただ、感覚が
 ズレていたときに焦って形を崩していか
 ないようにしたい」「開幕までみんなで
 目標をひとつにして向かっていけるように
 やっていきたい」
WBCが、新型コロナウイルス感染拡大の影響
 予選実施のメドが立たず、2023年に延期
 される方向。
 斉藤惇コミッショナー「見送りだという
 情報はいただいている。われわれとしては、
 やむを得ないだろうと思う」

来月半ばから下旬

●専門家の提言を受けた斉藤コミッショナー
 「世界的には出口の話がでていますが、
 日本の状況では予断を許さない。本日の時点
 で開幕の日付けを確定するのは難しいのでは
 ないかと賜った」「一部の県において緩和、
 規制の解除が行われましたが、これを受けて
 の結果は5/20過ぎから5/30までに出てくる。
 その結果が今後の我々の決定に影響する
 という話を承りました」
 これに続いて12球団会議を実施。
 斉藤コミッショナー「日付けが決まらない
 というのは残念。選手、ファンの方々に心苦
 しい思いであります」「ここから2週間、
 今月末まで感染状況を見ながら慎重に見極めて、
 着々と開催のための準備をして整うことを
 条件に来月半ばから下旬に開幕できることを
 目指そうということを一致している」
 各球団は、6月中開幕へ向け準備を始める。
○開幕までのスケジュール案が判明。
 5/18から全体練習再開
 5/25から紅白戦
 6/1から練習試合2週間
 6/19開幕
●斉藤惇コミッショナー「オールスター、
 フレッシュオールスターを中止すると決定した。
 70年の歴史があるが、こういうことになって
 待ちわびていた関係者、ファンの皆さまに
 申し訳なく思います」
○楠本「ミニキャンプのように、もう一度体を
 作り直せる時期だと捉えています。自分の
 取り組みたい練習に充てられる時間が増えて
 いるので、数多くバットを振ることを一番
 意識しています」

地域集中開催案

○リーグ毎に地域集中開催案が浮上。
 セは首都圏、パは関西圏を拠点とする案が
 有力。
 長距離移動で感染リスクを減らすことが目的。
 ただ、遠征球団は宿泊費など、無観客開催
 で収入減となる上に財政負担は増す。
MLBは7月初旬の開幕を目指し、80試合前後
 を各リーグ各地区のチームで試合を行う
 方向で調整。
○浜口「もともと足をつることも多いので、
 夏場の熱さ対策は例年以上にやっていか
 ないと」「開幕に向けて、これからは少し
 ずつ体の切れの部分へとシフトしていこう
 かなと思う」「今のうちにしっかり自主トレ、
 キャンプでやってきたことを落とさない
 ようにする」