開幕再検討へ

高木義明文部科学相は3/18の会見で、セの3/25開幕ナイター開催について、
 決定自体は「国民を励ますとかチャリティーの意味合いもあり、
 当事者の判断に委ねられる」とした上で、
 「国民の理解を得るのは大変難しい。国民生活は停電で苦労している。
 違和感があるのは当然」
 また、東京電力東北電力管内でのナイター開催を慎むよう強く求め、
 計画停電が実施されている同管内以外での試合開催に可能なかぎり
 努力するよう求めた。
 これを受けて3/19に臨時理事会を開いて日程を再検討することとなった。
 新沼選手会長は「全国民の意見を代弁してくれた発言」
 三浦は「節電という中で、政府の要請は当然だと思う」
 ハマスタの鶴岡社長は「あとは球団とNPBがどう判断するか。
 チケットを売っているので(試合開始時間は)前倒しできない」
横浜市の林市長は「いたずらに人々が不安になっても困る。
 プロ野球が開催されれば、海外の方も安心する。日本の力を見せて欲しい」
 と、開催を支持。
○石原知事は「節電で困っている人もおり、電気つけて応援でもない。
 東京ドームに限らず、他の球場でも『節電、節電』といわれて困る人は
 困っているのに、とうとうと電気つけてピーヒャラ、ピーヒャラやって
 手をたたいて応援でもないだろう」
○球団には数日前から電話やメールが寄せられた。
 大半は「この状況で野球をやっていいのか」との批判。
 一方で「元気づけてほしい」との肯定的な声もあるという。
 ヤクルト球団事務所ではファンからの苦情電話が殺到。
 球団関係者は「決めた以上、(批判は)受け止めないといけない」
選手会は開幕を延期するよう再度要望することを決定。
 強行開幕する場合、電力事情を配慮したデーゲームでの開催には
 含みを持たした。
 「ヒアリングを行った中で、強い意見が多数あったことは事実です。
 選手会はボイコットやストライキを望んでいませんが、意見を受け入れて
 もらえない場合は、次の段階の議論をしないといけないとは思います」
イースタンの主催試合は、5月連休明けまで全てデーゲームに変更。
●調整不足を補うためイースタンの試合に1軍メンバーで挑む。
●3/18の練習試合で三浦が5回10安打7失点。アウトだね。
○台湾で開催するアジアシリーズの日程が発表され、
 11/11に開幕し11/15に決勝。